皆さん、こんにちは!!
今日はWordPressで企業サイトを作るのにお勧めの【Katawara】を使用して、企業サイトを爆速で、しかも今どきのおしゃれでかっこいいサイトを作り上げる方法を書いていきたいと思います。
また、今回作る【Katawara】のデモサイトを利用して、何回かに分けてカスタマイズしておしゃれで本格的な企業サイトを作っていきたいと思っています。
5回位でカスタマイズ含め出来上がるかと思いますので、皆さん是非、一緒にやってみてください!!

【Katawara】というテーマは皆さんあまり、比較的新しいテーマなのでご存知ないかもしれませんが、WordPressの世界では超有名な株式会社ベクトル(Lightningが有名ですね。)が作成した全く新しいテーマです。
Katawaraの特徴などは、下記の記事にまとめてありますので一度読んでみてください。

それでは、さっそっく始めていきましょう!!
もくじ
ローカル環境にWordPressのインストール
今回は、サンプルサイトなので私はローカル環境にWordpressを構築していきたいと思います。
LAMP環境の準備
私はXAMPPを使用しますが、WordPressを動かせる環境であればどんな環境でも構いません。
XAMPPのインストールは、下記記事で行っていますので気になる方は読んでください。非常に簡単です。

参考までに下記の記事でXSERVERでのWordPressの始め方をまとめてありますので、ローカル環境で作らずにWEBサーバー上の環境に構築したい方は一度読んでみてください

LAMP環境にWordPressのインストール
それでは、WordPressをLAMP環境にインストールしていきます。
- 公式サイトから最新のWordPressをダウンロード
- ダウンロードしたフォルダの解凍
- ルートディレクトリへWordPressフォルダの移動

まず、公式サイトへアクセスし最新版のWordPressをダウンロードしてください。
ダウンロードしたZipを展開してください。
展開した「wordpress-5.5.3-ja」の中に、「wordpress」というフォルダがあるので、ルートディレクトリ(XAMPPの場合、C:¥xampp¥htdocs)直下に移動してください。
データベースの作成
XAMPPの場合、MySQLを立ち上げて「http://localhost/phpmyadmin」へアクセスし、新規データベースを作成してください。
※名前はなんでも良いです。
WordPressのインストール
それでは、Webブラウザから下記へアクセスして下さい。

WordPressのインストール画面が開くと思うので、データベース名(先程作成したもの)、ユーザー名、パスワード、(データベースへアクセスするための)ホスト名、テーブル接頭辞を入力し、インストールしてください。
これで、WordPressのインストールは終了です。
お疲れ様です。
Lightning クイックスタート
Katawaraをインストールして、一からサイトを構築しても良いのですが、Lightningのデモサイトを再現するデータが、株式会社ベクトルより提供されていますので、それを使います。
Lightningのインストール
LightningはWordPress公式ディレクトリに登録されているので管理画面から簡単にインストールする事ができます。
- 管理画面の「外観」→「テーマ」画面で、画面上部の「テーマ」の文字の右の「新規追加」をクリック
- 画面右上の入力欄に「Lightning」と入力してEnter(Return)
- Lightning が表示されるので、クリックしてインストールを完了します。
- インストール後、テーマを「有効化」して下さい。
デモサイトのデータをダウンロード
こちらよりよりダウンロードしてください。
プラグイン All-in-One WP Migration をインストール
セットアップに必要なプラグインをインストールします。
- 管理画面の【プラグイン】>【新規追加】ページを開く
- 右上の検索窓に「All-in-One WP Migration」と入力
- All-in-One WP Migration のプラグインが検索結果として表示されるので「今すぐインストール」をクリック
- インストール後「有効化」する
管理画面の左側のメニューに「All-in-One WP Migration」が追加されているのが確認でるかと思います。
デモサイトのデータをインポート
デモサイトのデータは70MB位あります。
恐らく、php.iniを編集する必要があるので、変更してください。
- 【 All-in-One WP Migration 】>【インポート】画面を開く
- 最初にダウンロードしたファイルをドラッグ & ドロップ
あるいは、画面中央の「インポート元」のメニューを開いて「ファイル」からダウンロードファイルを選択してインポートを開始。
これでデータのインポートが完了します。
デモサイトを再現できたかと思います。
インポートが完了したら、一度ページを更新(リロード)してください。
ユーザー名とパスワードを入力する画面になりますので、
ユーザー名:vektor
パスワード:vektor
にてログインし直します。
※ログイン後、新規管理ユーザーを作成してください。
Katawaraのインストール
それでは、Katawaraをインストールして行きます。
難しいことは無く、
- 管理画面の【テーマ】>【新規追加】> 【テーマのアップロード】ページを開く
- ダウンロードしたKatawaraのZipファイルを選択する
- 「今すぐインストール」をクリック
- インストール後「有効化」する
これで下記の様な画面になります。

ページの構成はデモサイトのままですが、テーマをKatawaraへ変更することにより、左メニューの美しいサイトが出来上がったかと思います。
併せて、「VK Blocks Pro」もプラグインの追加インストールしておいてください。
まとめ
今回は、第1回目なので準備としてデモサイトの再現までを行いました。
Lightningのデモデータを使用する事で、ビジネスサイトに必要な構成が瞬時に出来上がるので、後は、テーマを差し替えて画像や文章を変更するだけで、公開出来るレベルになります。便利ですね!!
次回からCSSなどを使用して本格的なカスタマイズをしていきたいと思います。
ここでKatawaraのメリットまとめておきたいと思います。
- Katawaraは買い切り
- GPLライセンスで複数サイトに使用可能
- 個人ブログから企業サイトまで、幅広く使うことができる
- 機能が少ない分、シンプルで扱いやすい
- 「VK Blocks Pro」というブロックエディター専用のプラグインが付属
- カスタム投稿タイプやカスタムタクソノミーを作成できる「カスタム投稿タイプマネージャー」
- ページ間の同線が分かりやすく、CTAへ繋げやすい
Katawaraの一番の特徴は、テーマが買い切りとなっていることです。Lightning Proは1年単位でライセンスを購入しないとテーマをアップデートできません。一方でKatawaraの場合、ライセンスキーなしでもテーマをアップデートできます。
Katawaraはホームページ制作の代行に利用しやすいテーマであると紹介されています。
Lightning Proを使って納品したサイトは、将来的にクライアントが更新ライセンスを購入しないと、基本的にはアップデートできません。
Katawaraの場合はクライアント自身がテーマを無料でアップデートできます。
WordPressは変化が激しく、WordPressのバージョンアップに伴って発生した不具合やセキュリティ的な問題を解消するために、テーマのアップデートは重要です。このような意味で、買い切りのテーマであるKatawaraはサイト制作の代行に適していると思います。
是非、皆さんもKatawaraを使用してみてください!!